皆様 こんにちは。
世間ではゴールデンウイーク真っ只中ですが
いかがお過ごしでしょうか?
花園やすらぎ霊園はゴールデンウイーク期間中も
通常営業しております。
さて今回は墓石(石材)についてのお話しです。
墓石に使われる石は緻密で硬い「花崗岩」が多く使われています。
有名なところでは国会議事堂の外壁も花崗岩でできています。
よく「御影石」がいいと聞かれたこともある方も多いかと思います。
これはかつて神戸市の御影が花崗岩の有名な産地であったことから
石材の名前として「御影石」と呼ばれています。
次に色についてのお話しですが
お墓といえばグレー・白・青系のイメージが強いかと思いますが
最近はデザインも多様化してきたため黒・赤・ピンク系の石も
増えてきています。
関東より北の地域では黒系、関西では白系の石が多くみられますが
これは石材の産出地によるもので東北の大産出地が黒系
西の大産出地瀬戸内海近辺では白系の石が多く取れたためです。
ちなみに「黒い墓石は良くない」という俗説もあるようですが
特に仏教上においては墓石の色に関するルール等はありません。
そして一番重要な墓石の選び方です。
墓石に使われる石の種類は何百種類もありどのような石種を
選べばいいのか分からない方が多いと思います。
お墓は何十年も使用していくものですので
選び方を誤ってしまうと後悔することになりかねませんので
慎重に選ぶ必要があります。
選び方の一番のポイントとして水が吸いにくい石種を選ぶことが
大切となります。
水が吸いやすい石を選ぶとひび割れ、変色する可能性も高くなります。
反対に水が吸いにくい石は硬さがあるため上記の心配の可能性が低くなり
また研磨したときにツヤが出やすくなります。
また模様が細かく均一である石を選ぶことも一つのポイントです。
折込広告やカタログ・サンプルを見て判断しようと思っても
どの石がいい石なのかを自分で判断するのは非常に難しいです。
一番は現在建立されているお墓を見て建立してから年数が経過したら
どうなるか等をを石材店へ質問するのがいいと思います。
墓石は決して安い買い物ではありませんので慎重に選んでください。
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